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地域の課題・学校現場に寄り添う部活動サポートサービス
オンラインバスケットボール部の実施〔KNT〕

近畿日本ツーリスト株式会社

近畿日本ツーリスト(株)は現在大きな変化を迫られている学校部活動に着目し、2023年2月より部活動サポートサービスを開始しました。これまで修学旅行等を通じて築いてきた教育現場との関係性や、事務局運営のノウハウ、スポーツや文化芸術分野での多様なパートナーシップを活かし、部活動を支援しています。

10月7日~28日までの全4回の日程にて、沖縄県渡嘉敷村の渡嘉敷中学校では近畿日本ツーリスト(株)が企画・提供する部活動サポートサービスの一つであるオンラインバスケットボール部が導入されました。

渡嘉敷中学校のオンラインバスケットボール部はプロバスケットボールB1リーグにて昨年優勝した「琉球ゴールデンキングス」(以下、キングス)の運営も携わる、キングスバスケットボールスクール(運営:沖縄スポーツアカデミー株式会社)全面協力のもと、元キングス主将でキングスU18ヘッドコーチ与那嶺翼氏らによる指導が実現、生徒たちはオンラインにてドリブル・パス・シュートの基本個人技術を中心に指導を受けました。

このオンライン部活ではICT(情報通信技術)を活用し、その場に指導者がいなくとも参加する生徒が「自信」や「将来の夢を持てた」と実感いただくことや「専門的な指導を受ける機会の少ない離島の生徒を支援する」という地域課題の解決を目標としています。今回は双方間で画面を確認しながら、生徒側のカメラ映像にアノテーション(手書き入力)を用いた指導ができる「リモートインストラクション」(開発:株式会社NTTe-Sports)といった、指導効率と効果の高い最先端のオンライン指導ツールを活用しました。

全国の自治体で部活動の地域移行に向けて運営方法が試行錯誤され、実証事業などが行われている中、近畿日本ツーリスト㈱にも引き続き多くの問い合わせをいただいています。 今後も離島など指導者がいない地域への課題解決につながるオンライン部活を全国の自治体へ展開していく予定です。また、企業・団体×学校を繋ぐ役目を近畿日本ツーリスト(株)が担い、部活動サポートサービスを通して部活動の新たな体験価値を提供してまいります。