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旅のコンシェルジュに聞くトラベルStyle

誰もが楽しめる、「優しい」旅とは?

渕山 知弘

渕山 知弘
渕山 知弘

KNT-CTホールディングス株式会社
事業戦略統括部 地域事業部 課長
クラブツーリズム ユニバーサルデザイン
旅行センター 渕山 知弘

週に3日は、ジョギングをする渕山さん。のんびりと日帰り、1泊程度のツーリングをするのが至福の時。

旅を、そして夢を諦めない!

2003年よりユニバーサルデザイン旅行センターに所属し、15年以上にわたり、様々なバリアフリー旅行を推進してきました。ユニバーサルデザイン旅行センターは「障がいがあっても旅行に行ける」を実現するために1997年に開設され、旅行業界の中でも画期的・先進的な取り組みとしてスタートしました。当時は社会インフラのバリアフリー化はまだまだ十分に整っているとはいえませんでしたが、さまざまな知恵と工夫で“バリア”を乗り越え、障がい者の方々に「旅の楽しみ」を届けてきました。

当社は、経験豊富で多様なメンバーがそろった組織です。長きにわたって経験を積んだ幅広い知識を持つスタッフや、ユニバーサルデザイン旅行に高い関心を持ち、インクルーシブ社会の実現に熱意を燃やす若いスタッフが一つになり、お客様の「旅したい」を全力で応援しています。

私たちの取り組みの根底にあるのが、「旅を諦めない、夢を諦めない」というキーワードです。すべての障がいに向き合い、どうすれば障がいを持った人たちでも旅を楽しめるのかを第一に考えます。そのためには入念に下見を行い、導線の確認を徹底して行います。自治体や受入施設側に対してもきちんとサポートし、我々のノウハウを惜しみなく提供します。

インクルーシブな社会の実現を
日本全国に広げたい

一人旅の可能性を広げる制度としては、「トラベルサポーター制度」も用意しています。クラブツーリズムの会員から旅行中の介助を行うサポーターを募り、旅行を楽しみながら、人のためのお手伝いをしてもらうという制度です。結果、「自分一人では旅行に行けない」と諦めていた人たちから、「こういった旅行があるのなら、まだまだ行ける!」「気兼ねなく参加できて、旅行が楽しい」などと喜んでいただけています。

年齢を重ねていくうちに、通常の旅行のスピードについていけず、他の参加者に気兼ねして旅行を諦めてしまう人も多いです。そんな方たちが遠慮せずに旅行を楽しめるツアーとして、「杖・車いすで楽しむ旅」も用意しています。車いすの方、杖の方、ご家族、ご同行者、トラベルサポーター…ご旅行に参加するすべての皆さまが安心して楽しめる旅として好評をいただいています。

ところで、国交省が「70歳になると旅から離れる」というデータを公表しているのをご存じでしょうか。団塊の世代がその年齢に突入していることを考えると、業界としては大きな課題の一つと言わざるを得ません。しかしよくよく話を聞けば、彼らが旅から離れるのは「行きたくないから」ではないのです。自治体や観光地、そして旅行会社が彼らの行ける旅行を提供しきれていないだけなのです。だからこそ、私たちは誰もが楽しめる「優しい旅」の実現にこだわります。そして、それを支えているのは、「できる・できないで考えるのではなく、『どうやったらできるか』を考え続ける」という精神ではないでしょうか。

一つ、象徴的な取り組みといえるのが、視覚障がい者を対象に行っている「夢の自動車運転体験ツアー」です。これは、「一度でいいから車の運転をしてみたい」と話す視覚障がい者の声を受けて2010年に生まれたツアーで、現在までに12回実施していますが、毎回すぐに定員になってしまうくらい人気があります。
「見えない人が運転できるわけがない」という考えを打ち破るこのツアー、これまでにのべ150人の視覚障がい者が参加し、「諦めていた」自動車運転を実現させています。ちなみに、ハワイのオプショナルツアーの一つとしてですが、視覚障がい者向け「小型飛行機試乗体験」も実現しています。
ただ、自動車や小型飛行機など、無理っぽいことに挑戦していくことだけに情熱を注いでいるわけではないのです。実現できそうなことをしっかりと考え、さらには事業化できるかどうかにこだわって企画を進めています。

現在では、全国の自治体・観光地における地域創生とユニバーサルデザインの課題解決のために、バリアフリー化などの仕組みづくり・受入準備をサポートしています。インクルーシブな社会の実現を地域に広げていくために、日本中を回っています。

これまで以上に
「旅を楽しめる」未来を

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を機に、あらゆるところでバリアフリーへの関心が高まっています。我々はそうした取り組みについて、すでに20年という実績を語れる立場にあります。今後、我々のメッセージがたくさんの人たちに届くことで、旅を諦めていた人が諦めなくなったり、これまで以上に旅を楽しめるような未来をつくっていきたいです。
障がいの有無にかかわらず、すべてのお客さまが長く旅を楽しめる社会の実現に向け、「旅を諦めない、夢を諦めない」をキーワードに、旅を通じた自己実現や仲間作りに一層貢献していきたいです。

「ドリームフェスティバル」

「旅を諦めない、夢を諦めない」をコンセプトに年2回開催している旅ツアー。

たと
えば

金婚式 in ハワイ

美しいハワイの景色をバックに結婚50周年のお祝い(金婚式)を、ご家族やご友人たちに見守られながら行います。これからの変わらぬ永遠の愛を誓う感動のメモリアル・ウエディングとなります。

たと
えば

視覚障がい者向け
小型飛行機操縦体験 in ハワイ

飛行機が好きで機長席に座って操縦してみたかった方、大空を自由に飛んでみたかった方など、いつかやってみたいとリクエストの多い小型飛行機操縦という夢にチャレンジしていただきます。ライセンスを持ったインストラクターがサポートするので安心です。